現場管理のアプリを選ぶとき、機能の一覧を見比べる前に決まってしまうことがあります。料金が「人数×単価」なのか「会社ごとの定額」なのかです。ここが違うと、同じ機能でも数年後の支払額が何倍も変わります。
このページでは、その差がどこで生まれるのかを、数字だけで説明します。
工事写真や現場管理のサービスには、1人あたり月1,000〜1,800円という料金体系のものが多くあります。これは「使う人の数」で払う方式です。
同じ条件で人数だけを変えると、こうなります。
| 利用人数 | 人数課金型の目安(1,000〜1,800円/人・月) | 年額に直すと |
|---|---|---|
| 2人 | 2,000〜3,600円/月 | 24,000〜43,200円 |
| 3人 | 3,000〜5,400円/月 | 36,000〜64,800円 |
| 5人 | 5,000〜9,000円/月 | 60,000〜108,000円 |
| 10人 | 10,000〜18,000円/月 | 120,000〜216,000円 |
| 15人 | 15,000〜27,000円/月 | 180,000〜324,000円 |
※ 一般的な人数課金型サービスの公表価格帯をもとにした概算です。機能・サポート内容は各サービスで異なります。
金額そのものより、運用のかたちが歪むほうが厄介です。
人を増やすと料金が上がるので、アカウントを配るのをためらうようになります。 その結果、「社長のスマホでまとめて撮る」「若手には見せない」といった運用になり、現場ごとに記録が残るはずだったものが、結局ひとりの端末に集まります。 これでは紙のときと変わりません。
繁忙期だけ人が増える業種と相性が悪いという問題もあります。応援を呼んだ月だけ料金が跳ね上がり、抜けたあとにアカウントを止め忘れて払い続ける、ということが起きます。
現場帳は会社単位の定額です。
| プラン | 月払(税別) | 年払(税別) |
|---|---|---|
| セルフサーブ(機能は全部入り) | 2,000円 | 19,000円(月払の約20%オフ) |
利用人数・現場数・写真の枚数に上限はありません。 職人が増えても、応援を呼んでも、料金は変わりません。
損益分岐は単純です。人数課金型の下限(1人1,000円)と比べても、2人を超えた時点で定額のほうが安くなります。 上限(1人1,800円)と比べるなら、2人の時点ですでに逆転しています。
| 利用人数 | 人数課金型の目安 | 現場帳 | 差額(月) |
|---|---|---|---|
| 3人 | 3,000〜5,400円 | 2,000円 | −1,000〜−3,400円 |
| 5人 | 5,000〜9,000円 | 2,000円 | −3,000〜−7,000円 |
| 10人 | 10,000〜18,000円 | 2,000円 | −8,000〜−16,000円 |
金額の差以上に効くのは、人数を気にせずアカウントを配れるという点です。
現場ごとの写真は、その現場にいた人が撮るのが一番早く、一番正確です。課金を気にして配らない理由がなくなると、記録が自然に集まるようになります。 定額にしている理由はここにあります。
なお、仕入れ値・外注費・粗利は管理者アカウントだけが閲覧できる仕様です。全員にアカウントを配っても、金額が職人の画面に出ることはありません。
月払いと年払いは、契約後でも変更できます。解約もいつでも可能です。最低契約期間はありません。
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料金は全国一律です。地域やご紹介の有無による個別の値引きは行っていません。
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